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みまもる家の始まりになった、Iさんとの10年
Iさん・大阪府内

写真はイメージです(フリー素材。ご本人・お部屋の写真ではありません)
入居の前
Iさんは、もともと近くの住まいで暮らしていた方です。そこで囲い込みにあい、生活費などを取られていました。過去の事情と精神疾患も重なり、なかなか転居ができずにいました。
ある日突然、代表の事務所に飛び込んできて、助けを求められました。それをきっかけに「ここに住みたい」と言われ、「いいよ」と答えてから、トントン拍子で話が進みました。
みまもる家に来てから
はじめは、ただの賃貸としてお部屋を貸していました。もともとのサービスがあったので、医療や介護の手助けはしていませんでした。
しかし、体調は悪くなる一方で、入退院をくり返しました。そのたびに代表が家主として、遠くの病院まで送り、病院まで家賃をいただきに行き、お見舞いに行き、荷物を送り、退院のときにはお迎えに行きました。遠方だったので大変でしたが、身寄りの無い方だったので、なんとか寄り添いたいと思い、精一杯対応しました。
そのうち、病院のソーシャルワーカーと話すようになりました。代表が訪問看護をしていることを知ると、「指示書を書くので、対応してほしい」と言ってもらいました。そこから、ホープの看護師やリハビリのスタッフが関わるようになり、Iさんは少しずつ回復していきました。
かれこれ10年ほど、Iさんと関わりました。最後は、ほかの施設に移りたいというご希望があり、そのまま送り出しました。いまはどこで暮らしているのか分かりません。
「このときのやり取りから、命を守るときに何が必要か、精神疾患のある方への関わり方など、さまざまなことを学ばせてもらいました。お元気にお過ごしのことを願っています。」(代表)
ご本人に読んでいただき、了解を得て載せています。お名前・お住まいの場所・ご病気のことは載せていません。お話はご本人の感じたことで、だれにも同じことが起きるとお約束するものではありません。