みまもる家は、いま準備中です。一歩ずつ進めています。
みまもる家(mimamoru)
みまもる家の考え方

なぜ、みまもる家は
内見のご案内をしないのか

みまもる家は、お部屋を見に行く「内見」のご案内を基本的にしていません。冷たく聞こえるかもしれませんが、ご本人の安全と暮らしの質を守るためです。

代表の言葉

丸一日かけた案内で、決めたこと

昔、退院先を探している方のお部屋探しで、内見のご案内をしたことがあります。その方は酸素につながれ、車椅子でした。

どれも、知り合いのオーナー様に頭を下げて、そのような方にも貸していただける物件はないかとお願いし、ひねり出していただいた物件でした。1件ずつご事情を説明して、入居の許可をいただき、ようやく3件そろったので、ご案内することになりました。

事前に不動産会社を巡って鍵を預かり、病院に向かいました。病院で一時退院の手続きをし、私が介助して車椅子から移っていただき、車椅子を畳んで、レンタカーでご案内しました。

その方は、必死に連れて行った先の部屋を一目見て「狭いから嫌だ」と一言。2件目はエントランスの少しの段差を嫌がり、3件目はマンションの外廊下の通路が怖いから嫌だ、とのことでした。そして病院へお送りし、鍵の返却で不動産会社を巡り、レンタカーを返しました。

最後に鍵を返しに行ったとき、オーナー様に「あれほどお願いしていたくせに断るとは!」と怒鳴られ、「2度と来るな」と言われました。

入居される方への信頼、オーナー様への信頼、そして私自身の不安。すべてが最悪な形で空回りした一日でした。

思えば、私は紙の資料からしか判断できませんでした。エントランスの小さな段差、通路の狭さ、エレベーター。そういったことが資料からはまったく読み取れず、失敗を重ねてしまいました。

これだったら、案内する前に私が代わりに見たらよかった。丸一日かけて、疲れがどっと出ました。

なにより、酸素に車椅子です。もし案内中に何かあったら、私は対応できるだろうか。私に責任を持てるだろうか。

何も成果が出なかったことと、安易な考えで案内をしている自分が恥ずかしくなりました。もっと安全な方法を考えないと、いつか事故を起こす。それが、紙や写真でのご案内を考えたきっかけです。

株式会社ホープ・株式会社ホープホーム代表 井嶋和貴

案内をしない理由

安全と、暮らしの質のために

移動そのものに、危険があります

酸素の機械や車椅子への移乗など、案内には事故のおそれがあります。命に関わることもあり、その責任は負えないと考えています。

見た目が良くても、体に合うとは限りません

精神疾患のある方、高齢の方、障がいのある方には、それぞれ体や心の事情があり、見た目の良いお部屋が合うとは限りません。お部屋選びは暮らしの質を決めると考えています。

体にも、気持ちにも、大きな負担がかかります

外出の許可や介助、移動の時間。何件も回るのは大きな負担で、決められずに疲れだけが残ることもあります。

多くの方の予定を合わせる必要があります

病院・ご家族・ケアマネジャー・ケースワーカーなどの予定を合わせる間に、お部屋が埋まることもあります。

代わりにすること

見に行く代わりに、私たちが見て、確かめます

理学療法士・看護師が、お部屋と体を確かめます

理学療法士や看護師が、お部屋(段差・手すり・動線・エレベーターなど)とご本人の体を前もって評価し、安全に暮らせるか確かめます。

写真・紙・動画で、お部屋をご案内します

お部屋の様子を、写真・紙の資料・動画でお伝えします。

契約と立地を、ていねいにご説明します

契約の中身や立地・環境を十分にご説明し、移ったあとに「こんなはずではなかった」とならないようにします。

妥協しないお部屋を、代わりに探します

妥協して探すくらいなら、あなたに代わって妥協しないお部屋を探します。エレベーター・立地・動線・安全は譲りません。

重要事項の説明は、必ず行います

内見をしなくても、重要事項説明は省きません。宅地建物取引業法に定める重要事項の説明は、宅地建物取引士が必ず行います。

みまもる家が向いていないかもしれない方

外観・築年数・間取りにはこだわりません。見た目や間取りで選びたい方には向いていないかもしれず、そのときはほかの不動産会社をご案内します。

みまもる家はいま準備中です。ここに書いたのは、みまもる家の考え方です。

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